工務店に相談したいけれど何かと心配がある?ここで工務店について役立つ知識を教えます!

こちらのサイトは、注文住宅で家を建てたいとき依頼先を工務店にした場合のお役立ち情報をご紹介しています。
役立つ知識を得ておけば、相談したことがあるときにはどのように説明するのが良いのか分かるようになりますし、住まいの品質を重視したいときには建設予定地に近い会社を選べば良いなどが分かります。
また、建設予定地に近い会社を選ぶ理由がどのようなことなのか、経営状態が心配なときにはどのような部分でチェックするのが良いのか、幅広くご紹介しているので参考にされると良いでしょう。

目次
  1. 工務店に相談したいけれど何かと心配がある?ここで工務店について役立つ知識を教えます!
    1. 工務店はハウスメーカーとどう違う?その特徴を理解しよう!
    2. 独立自営型?施工特化型?一口に工務店といっても様々!タイプごとに特徴をチェック!
    3. 工務店のメリットを知って家づくりのモチベーションUP!
    4. 品質は?費用は?倒産リスクは大丈夫?工務店のデメリットも事前に知って対策を!
    5. 知って納得!なぜ自社施工の工務店を選ぶべきなのか?(2023/2/15)
    6. 在来工法?ツーバイフォー?工務店選びでは得意とする工法をしっかり見極めよう!(2023/2/15)
    7. 家づくりの知識や経験がない方は必見!提案力の高い工務店を選ぶメリットとは?(2023/2/15)
    8. 工務店の技術力を知りたい?まずは常駐スタッフや資格者の充実度をチェックしよう!(2023/2/15)
    9. やっぱり直接見て感じるのが一番!工務店の技術力を見極めるなら現場見学会へ参加を!(2023/2/15)
    10. 工務店の現場見学会ではどこをチェックすべき?スタッフに質問すべきポイント(2023/7/28)
    11. 小さい工務店は経営者の判断や考え方が反映される!社長さんとの相性も大事(2023/7/28)
    12. 家づくりの費用を抑えたい!工務店で大丈夫?(2023/7/28)
    13. 土地の相談は地元の不動産屋?それとも工務店?(2023/7/28)
    14. 完成後のメンテナンス費用まで安く抑えたい!工務店と住宅メーカーどっちが有利?(2023/7/28)

工務店に相談したいけれど何かと心配がある?ここで工務店について役立つ知識を教えます!

工務店の多くは小規模で地域に密着した会社ですが、中にはフランチャイズ加盟店や大手の工務店なども存在します。
大手の場合は、全国展開していることもあるけれども、これはフランチャイズ加盟店の工務店の場合も同じです。
規模に関係なく家づくりは施工実績や技術力が重要、このような知識を得ておけば例えば依頼先の工務店が地元の中にある小さな会社でも安心して任せることができる、家が完成した後も長期的なお付き合いができるなどのメリットもあります。

工務店はハウスメーカーとどう違う?その特徴を理解しよう!

住宅の購入を相談する場合には、ハウスメーカーと工務店の2つが考えられます。
ハウスメーカーは、サポートが充実している大手のブランド力のある企業がサービスを提供している傾向が強いです。
全国的に支店を構えていますので、そこで相談をする誰もが安定してサービスを利用できるようにシステム化されていることが大半です。
実際に、マニュアルに沿った相談が可能なので多くの人は一律に品質の高いサービスを受けられます。
一方で、工務店は特定の地域で小規模のサービスを提供していることが大半です。
全国的に工務店という店舗は多く存在しますが、それらが横で繋がってサービスを提供しているわけではなく、それぞれが独立しています。
そのため、店舗ごとのサービス内容がかなり違っていて本当に目的に応じた依頼ができるかを確認しなくてはいけません。
工務店は、独自色が強い代わりにより良い相談ができる可能性もありますので細かい相談がしたいときにはうってつけです。

独立自営型?施工特化型?一口に工務店といっても様々!タイプごとに特徴をチェック!

マーケティングや営業にお金をかけない工務店は、コストパフォーマンスの良さで優位性があります。
しかし、いくつかのタイプがありますので注意深く選ぶべきです。
独立自営型の工務店は、大工をはじめとする職人だけでなく設計士や窓口担当も雇っており、自社スタッフだけで相談から設計、家づくり、アフターサービスまで一貫して対応するので比較的規模が大きい特徴を持ちます。
すべてのスタッフが社名を背負って対応しているので、責任が明確であり、連携ミスが起きにくい傾向があります。
それに対し、施工のみを担当する小規模の工務店も存在します。
このタイプは職人が顧客対応も同時にするのが一般的で、設計は設計事務所や建築家に外注するのが基本です。
トータルサポートという観点では独立自営型に及びませんが、施工技術にフォーカスすればこちらに分があることも多いです。
こだわりのある注文住宅を建てるとなると、技術力のある会社にしかできない工事を含むことが少なくありません。
このような場合には選ぶ価値があります。
その他にもリフォーム工事特化型や、ハウスメーカーの下請け会社として活躍する工務店も見られます。

工務店のメリットを知って家づくりのモチベーションUP!

工務店には、可能な限り理想を実現するためのさまざまなメリットがあるので、家づくりに対する高いモチベーションを維持することが可能になります。
特に工務店の大きなメリットとして挙げられるのは地域の特徴や風土に合わせた家づくりが行えるという点で、工務店は地域に密着した営業活動をすることが多く、そのエリアならではの特徴を常に把握しています。
交通事情や気候風土などは住宅建築に欠かせない重要な条件であり、その土地にいないと気づけないことも多くありますが、工務店は地元を拠点としていることから地域の実情を細かく理解しているため、建築予定地の条件だけではなく周辺の生活環境などを考慮した設計も可能になってきます。
また、依頼主の要望に合わせて建築資材や設備を決められることも魅力で、自由設計のスタイルが一般的で個性的な家づくりを目指すことができるので、そういった魅力が住宅建築のモチベーションUPにも繋がっていきます。

品質は?費用は?倒産リスクは大丈夫?工務店のデメリットも事前に知って対策を!

工務店は、自由に注文を行うことができる店舗として非常に魅力的です。
ただ、メリットだけではなくデメリットも理解しなくてはいけません。
まず、店舗規模が小さくて倒産リスクが存在するという点です。
大手のハウスメーカーはサポートが充実していますので、安心して任せられる魅力があります。
店舗規模が小さい工務店の場合には、それぞれの経営状況が本当に安定しているかどうかということを必ず確認する必要があります。
当然ですが、経営状態が芳しくないにも関わらずそういうところで相談をして依頼をすると、倒産のリスクが上昇してしまいます。
また、店舗ごとに全く異なった経営スタイルをとっていることが殆どであるため、当たり外れが大きいというデメリットも存在します。
実績があって多くの職人が在籍しているところであるなら問題ありませんが、評価が悪くて必要以上にコストがかかる場合は想定していたようなものにならない可能性もありますので注意をしながらより良い店舗に相談することが重要です。

知って納得!なぜ自社施工の工務店を選ぶべきなのか?

工務店には他社施工と自社施工がありますが、一般的には後者を選ぶべきとされており、何故そうした方が良いのか理由が気になるのではないでしょうか。
他社施工はいわゆる下請けによって工事が行われるので、情報伝達が上手くいかずに、言った言わないのトラブルが発生する可能性があります。
また、トラブルが生じた場合に責任の擦り合いが生じる恐れも懸念されるので、工務店を選ぶなら自社施工が良いといわれているわけです。
自社責任で一貫して受注から施工、アフターサポートまでする工務店であれば、安心して相談を始められますし工事も任せることができます。
何より情報伝達と共有がスピーディーで正確ですし、スケジュールも無理なく立てられますから、予定通りの竣工を目指して工事の完了が待てます。
下請けありの工事だと、トラブルが発生した時に作業が中断してしまい、スケジュールに遅れが生じることになり得ます。
トラブルが少ない工務店は、作業が中断して待たされるイライラや不安を覚えずに済むのではないでしょうか。

在来工法?ツーバイフォー?工務店選びでは得意とする工法をしっかり見極めよう!

家作りをする際には、工務店では在来工法やツーバイフォーなど最初から建築様式を決めていることが目立ち、得意分野としている工法で家を建てているので、依頼者は慎重に工務店選びをすることが求められます。
どちらの建て方が良いのかは個人差があるので明確にはできませんが、ツーバイフォーの場合は工場でカットした規格品の木材を現場で組み立てをする方法なので工期が短いメリット、1つの部屋を6面で構成することで耐震性や防火性に優れているとされています。
在来型の場合では、自由な間取りに仕上げることを可能としており、後から間取りを変更するようなリフォームを行う際には柔軟性があるというメリットも感じられます。
工務店選びを行う際には得意分野を確認することは当然のことですが、ネット上にホームページがある工務店の場合は、過去の実績数や事例の写真が掲載されていれば確認は簡単です。
施工技術の見極めは非常に重要になる部分なので、モデルハウスの見学も行えば後から後悔するリスクは無くなります。

家づくりの知識や経験がない方は必見!提案力の高い工務店を選ぶメリットとは?

家づくりには知識が求められるわけですが、最初は誰でも素人ですし、経験ともなれば全くない状況からスタートすることになるのではないでしょうか。
家づくりは誰もが未経験者なので、1から情報を集めて知識を頭に入れたり、事例などを参考にして家づくりを進めるのは大変です。
しかしそのような悩みは工務店に相談すれば解決しますし、提案力の高いところを選んで相談すると、先が思いやられる家づくりの負担がかなり楽になります。
理由は経験豊富な工務店が提案力を活かして、相談から汲み取ったニーズに応える提案をしてくれるからに他ならないです。
悩みを抱えている場合は、それを解消できる提案に期待が持てますし、頼れる工務店を探して味方につれば多くのメリットがもたらされるはずです。
勿論、工務店ならどこでも良いというわけではなく、相談しやすくて誰もが満足できる結果に導いてくれる、そういう実力を伴う相手を味方につけることが大事ではないでしょうか。

工務店の技術力を知りたい?まずは常駐スタッフや資格者の充実度をチェックしよう!

工務店は規模の小さいところが多いこともあって、技術力にばらつきがあることは否定できません。
腕の良い職人のいるところなら安心ですが、そうでないのなら発注を避けることも考えなければいけません。
その判断をするためには技術力を知る必要があり、そのためには常駐スタッフを調べることが大切になります。
評判の良い職人が常駐している工務店なら技術力に不安を感じる必要はなくなります。
常駐スタッフのスキルを判断すると言っても、素人にそれを行うことは簡単ではありません。
腕の良し悪しを判断することは事実上不可能なので、資格者の有無をチェックする方法がおすすめになります。
資格者が多く常駐しているのであれば、ある程度以上の知識や経験がある人の集団だと判断しても、大きな間違いをすることはありません。
腕の良い職人さえいれば会社の規模が小さくても問題はないです。
話やすく気兼ねなく何でも相談できる安心して任せられる相手になることが期待できます。

やっぱり直接見て感じるのが一番!工務店の技術力を見極めるなら現場見学会へ参加を!

新築を建てたりリフォームをするには莫大な資金がかかります。
一生に1度の大きな買い物であり失敗や後悔はなるべくしたくないものです。
数多くある住宅メーカーから資料を取り寄せ建築知識を増やすのもいいのですが、その中で信頼できる会社に絞るのは悩むところではないでしょうか。
家を建てているのは一般的に職人と呼ばれる建築のプロの方々であり直接関わっているのは工務店です。
そして工務店の技術力を確かめるには住宅展示場のような完成品をみるだけでは伝わりません。
縁の下の力持ち、とはよく言ったものですが家は見えない部分の土台や基礎がとても大切です。
建築工事中の現場を直接見ることができる現場見学会へ参加することは失敗をしないために必要な第一歩です。
現場見学会へいくと様々なことが見えてきます。
構造や材料はもちろんのこと耐震性の仕組みや現場の雰囲気も感じることができます。
現場の雰囲気や清潔感も実は重要なポイントで、多くの職人が携わるこの仕事に、責任を持ちコミュニケーションをしっかり取って取り組んでいるかは家の質に大きく影響します。
質問を直接投げかけることもできますから、心配事や不安を取り除くことができ納得する答えを得ることができるでしょう。
安心や信頼は現場を見てこそ生まれるものです。

工務店の現場見学会ではどこをチェックすべき?スタッフに質問すべきポイント

工務店が開催する現場見学会は、これから新築住宅を建てる人にとって貴重な機会になります。
この見学会では工務店の技術を確かめることができ、工務店のこだわりを感じ取ることができます。
見学会では、完成した建物を見るだけではなく、スタッフに質問をすることもできます。
今後新たに建てる住居に関することなので、不明な点があれば躊躇なく聞いてみましょう。
限られた時間の中で質問するポイントがいくつかあります。
見学会で使われている設備品が、どのような入居者を想定しているかを確認することは重要です。
想定される入居者像が見学者と一致していれば、自分たちの理想の住居をイメージしやすくなります。
また費用に関して話を聞くことも重要です。
使用されている設備品が標準装備かどうかを確認することで、余計な出費を抑えることができます。
使用されている設備品が自分たちの生活パターンに合ったものかを確認し、理想に合った住宅を手に入れましょう。

小さい工務店は経営者の判断や考え方が反映される!社長さんとの相性も大事

地域に密着する工務店といえば、経営者の考え方が経営に反映されますから、影響力の大きい社長さんに目を向けて分析したり、相性を確認して相談するか決めることが大事ではないでしょうか。
社長さんがいわゆるワンマンで他の誰も意見を言えないような工務店は、間違いがあってもそのまま進められてしまう恐れがあります。
そして後々問題が発覚しても、今度は責任の擦り付け合いが発生する可能性が懸念されます。
社長さんの判断力や経営センスがいくら優れていても、絶対に間違わないことはあり得ないので、誰も指摘できない雰囲気の工務店を選んで相談するのは避けるべきです。
逆に社長さんが尊敬を集めていたり、他人の意見に耳を傾けて間違いがあれば非を認める、考えを改められる経営者の工務店なら信頼できます。
更にいえば、話がしやすくて一方的な提案をすることがなく、初歩的なことも気兼ねなく相談できて相手も気軽に提案してくれるなら、相性が良くて信頼に足ると判断できるのではないでしょうか。

家づくりの費用を抑えたい!工務店で大丈夫?

家づくりをしたい、でも費用も抑えたいという場合は、果たして相談先が工務店で大丈夫なのかという疑問が生じるのではないでしょうか。
結論からいえば工務店が相談先に適していますし、費用の悩みに関しても含めて総合的に話をしたり、提案やアドバイスをもらうことができます。
工務店は地域に密着しているのが特徴ですが、相談者にとって心理的なハードルが低く、また近い距離感を感じながら話ができる特徴があります。
つまり悩みを打ち明けやすいので、予算が限られていたり、予算内で希望の家づくりができるかといった不安を口に出せるわけです。
本音で語れる相手と言い換えることもできるので、工務店は家づくりにおける相談相手として理想的だといえます。
そもそも、ハウスメーカーと違って宣伝広告コストをあまり掛けていませんし、仕入れに関してもコストを抑える方法を熟知しているので、安さに期待することができます。
予算的に厳しいケースであっても、これらの強みを背景に持つ提案力に期待が持てるので、前向きに話し合ったり家づくりの計画を進めることが可能となるのではないでしょうか。

土地の相談は地元の不動産屋?それとも工務店?

注文住宅を建築するにしても、土地を所有していないときは底地さがしから家づくりはスタートします。
底地をどのルートで購入するのか、大別すると二つのルートが存在します。
地元の不動産屋を利用するか、あるいは工務店のサポートを受けるかというものです。
工務店は注文住宅の施工を専門に手がけており、地元密着路線の経営に取り組んでいるのが特徴です。
規模が比較的大きくなると、不動産部門も構えており底地探しから対応していることもあります。
これに対して建築を想定している地元の不動産屋を利用するというのも当然の選択肢です。
地元の不動産屋であれば、エリアごとの人気や、必ずしも路線などに面していないような物件での相場価格も把握していると考えられます。
どちらのルートを利用するべきかは、それぞれの特徴が違うのでメリットもデメリットもあります。
立地条件にこだわるなら地元の不動産屋、家本体とのセット価格での対応に期待するなら工務店という考え方もあるでしょう。

完成後のメンテナンス費用まで安く抑えたい!工務店と住宅メーカーどっちが有利?

土地探し間取りに注力しがちな家づくりや購入ですが、実は完成後のメンテナンス費用に関してもしっかり考えて決める必要があるのではないでしょうか。
気になるのは工務店と住宅メーカーのどちらがお得かですが、一般的には前者の方に軍配があがるといえます。
理由は地域に密着している会社が多いこと、アフターサービスに力を入れている工務店が多いことにあります。
勿論、会社によってメンテナンス費用は異なりますし、どれくらい力が入れられているかについても差が存在します。
住宅メーカーは大々的に宣伝をするなど営業活動にコストを掛けているので、当然ながらメンテナンスにもそのコストが転嫁されます。
更にいえば安心感やブランド価値も価格に反映されていますから、それを維持する費用も高くなるわけです。
ただ、工務店も手放しで費用が安いといって喜べるかといえば、必ずしもそうとは限らないです。
工務店は住宅メーカーと比べて小規模なところが多く、経営にあまり余裕がない傾向ですから、将来的に廃業する可能性を考えると、いくら維持費用が安くてもリスクは無視できなくなるのではないでしょうか。