その工務店の経営状態は大丈夫?企業安定度はここをチェック!

その工務店の経営状態は大丈夫?企業安定度はここをチェック!
工務店に家づくりの相談をしたり任せる場合は、経営状態が選択のポイントの1つになるわけですが、企業安定度を確認するにはどこをチェックすれば良いのでしょうか。
家づくりは住宅を建てて引き渡して終わりではなく、その後も定期的にメンテナンスが必要になりますし、竣工後に発生した問題は工務店の責任で解決されることになります。
しかし経営が不安定だと工務店が倒産する恐れがありますし、倒産してしまえば受けられるメンテナンスも受けられなくなる可能性が出てきます。
企業安定度はこのように安心して家を建てたりアフターサポートを任せるのに重要なポイントなので、経営状態を確認して相談を始めることが欠かせないわけです。
工務店の経営状態は長年の実績に加えて、近年の年間施工件数だったり評判の良さから知ることができます。
それと、価格がとにかく安い会社よりも、平均に近い価格設定で無理がない方が利益率が高く、無理をしていないといえるのではないでしょうか。
工務店が破綻しても工事続行できる!住宅完成保証制度
建築工事中に工務店が破綻したときに役立つのが、住宅完成保証制度です。
工務店やハウスメーカーなどの請負業者が倒産してしまったときに発注者の権利を守る制度となっており、工事続行によるマイホームの実現をサポートしてくれます。
ただし法的に義務付けられていないため、工事請負契約をする際に発注者から工務店に制度を利用する旨を伝え、手続きをしてもらうことになります。
また保険タイプとエクスロータイプのいずれかから目的に合わせて選択します。
保険タイプは、保証機関が建設工事を引き継ぐ業者への追加工事費用の一部を保証するもので限度額が設けられています。
エクスロータイプは建築資金を保証機関が預かり、施工の進捗状況に応じて費用を業者に支払う出来高制になっていて、追加の工事費用の発生リスクを抑えやすいのがメリットです。
住宅完成保証制度は、建築工事中の工務店が倒産しても工事続行をサポートする制度ですが、法的に義務付けられていないので注意します。
工事請負契約のときに発注者から請負業者に利用することを伝えておくと確実にマイホームを実現できます。